世界的に有名なビール会社Warsteinerの新作【Brewers Gold】を飲み比べ
世界的に有名なビール会社Warsteinerの新作【Brewers Gold】を飲み比べ
5本目の投稿です!ノルドライン・ヴェストフォーレン州で製造されている【Warstener Brewers Gold】を飲んでみます。スーパーでふと手に取ったビールなのですが、2020年1月に発売された新商品だったみたいです。
かんたん評価
甘味と苦味のバランスの取れた香り豊かなラガー。日本の淡泊なラガーに満足できないかたにはおすすめ!
ビールの紹介
Brewers Goldは色が濃い目ですが、ラガービールです。さまざま地域のホップを組み合わせて製造されており、複雑な味、香りを作り出しています。ビール純粋法に基づいて製造されています。
Wasteinerという会社は世界60各国で販売している有名なビール会社です。1753年創業ですが、株式上場はしていないようで、現在で9代目の家族経営の会社です。日本だと京都の和菓子屋さんが何代にも渡って経営していることがありますが、それが、ドイツだとビールなんですかね。
アルコール:5.2%
原材料:ホップエキス、大麦麦芽、水、イースト
カロリー:47kcal/100ml
地域:西ドイツ
価格:0.99€
内容量:500ml
容器;:ビン
IBU:不明 (苦さを表す指標)
Original Wort:12.40% (発酵する前の麦汁の比重)
適温:4-8度
醸造所はノルドライン・ヴェストフォーレン州(略省:NRW州。なんかかっこいい)にあります。NRWは日本人が多く住むドュッセルドルフがあったりします。ドイツで一番発展している地域ですね。
この地域は世界的に湧き水が有名で、この醸造所もArnsberger Wald nature parkという国立公園にあるカイザー・クベッレ泉の湧き水を使用しています。超硬水で知られるドイツではめずらしい軟水の地域です。
2020年1月に発売したビールですが、年明けのタイミングを狙ったんだと思います。しかし、6月現在コロナの影響で世界経済が混乱しています。社内ミーティングで当初の売り上げ計画に達してない!!なんてやってそうですね。
評価内容
1:見た目 3点/5点
ピルスナーなのですが、色は琥珀色です。小麦麦芽は使ってないようですが、濁りがあります。
よいフォームで、クリームホワイト色のヘッドができます。カーボネーションは弱めで、口に含んだ後から少し泡を感じます。
2:香り 3.5点/5点
複雑な香りです。青草のようなグラッシーな香りもありますが、フルーディな香りもあります。香りの強さはミディアムです。
どうやら、多様なホップを使用しているようで、それが複雑な香りを演出しているようです。フランス、シャンパーニュ地方のホップやドイツ産のホップを使用しています。
3:味 3点/5点
香と同じく、ホップの苦みフルーティな甘みが複雑にからみあっています。後味に、ほのかに酸味と柑橘系の香りがします。
4:のどごし、口あたり 3.5点/5点
フルボディです。軟水らしいマイルドな飲み口です。のどごしはあまりよくありません。
総評
3点/5点
甘味と苦味のバランスがとれたビールでした。いろいろな味を追求しており、悪くいえば、個性がないビールです。
ただ、日本の味わいのビールを普段飲んでいたら、このビールを飲むと新鮮な味わいをたのしめると思います。ピルスナーなのに色がまどろっこく、黄金さがないのが残念でした。
外部リンク
プレスリリース(英語)