南ドイツの黒ビール【Erdinger Dunkel】飲み比べ!
南ドイツの黒ビール【Erdinger Dunkel】飲み比べ!
4本目の飲み比べ!今回は南ドイツのバイエルで製造されているErdingerの黒ビール、Erdinger Dunkelを評価します。
かんたん評価
マイルドな飲み口と、芳醇な香り。これぞドイツの黒ビールって感じです!!
ビールの紹介
Erdinger Dunkelは、Weißbier(ヴァイスビア:白ビール)のDunkles(ドュンケルス:黒)ビールです。上面発酵のペールビールです。
??白なのに黒ビール??ややこしいですね。ヴァイス(白)は白小麦のことです。Dunkelsは紺や、黒の意味で、ローストした麦芽を使うと黒ビールになります。原材料は白を使っているけど、製法が黒ってことですね。ちなみに、黒ビールはSchwartzとDunklesの呼び方があるのですが、何が違うんでしょうね?今後勉強です。
Erdingerは1886年創業です。ドイツの醸造所にしては、若いですね。Erdinger自体は、世界的に有名なビールブランドです。ただ、ピルスナーが有名ですね。
アルコール:5.3%
原材料:水、白麦麦芽、大麦麦芽、ホップ(Hallertau) イースト ,ローストモルト
カロリー:48 kcal/100ml
地域:南ドイツ
価格:1.09€
容器;:ビン
内容量:500ml
発酵:上面発酵
IBU:0.27(苦さを表す指標)
Original Wort:12.80% (発酵する前の麦汁の比重)
醸造所は、ミュンヘンの北に位置します。醸造所は往々にして、川のほとりにありますが、ミュンヘンを流れるイーザル川ではなく、支流のゼンプト川のほとりにあります。ミュンヘンにはアルプスからの雪解け水がたくさん流れてくるので、とてもきれいな水が流れています。
ドイツ、ビールっていうと下写真のような恰好をした人がビールジョッキを持っているイメージですが、これは、バイエルンの民族衣装です。第2次世界大戦後にドイツは分割統治されました。西ドイツが、イギリスとフランス、東ドイツが、ソ連、南が、アメリカでした。
南ドイツがアメリカ統治下にあったことから、このイメージがドイツとして定着したといわれています。ハリウッドなどエンタメ業界で使われるドイツが南ドイツだったんですね。
あと、オクトバーフェスとは、10月ではなく、9月の終わりに行います。
評価内容
1:見た目 4点/5点
色は、チョコレート、コーヒーのようなしっかりとした黒です。泡(ヘッド)はよく、しっかしとしたクラウンができます。きめも細やかな泡で、口に入れたときにマイルドな口当たりを演出してくれます。泡(カーボネーション)もよく、しっかり泡立ちます。小麦を使っているので、濁りがあります。
2:香り 3.5点/5点
最初の印象は、黒砂糖のようなまったりとした、甘みの香りです。しっかり嗅ぐとチョコレートやバナナのような香りもします。
バナナ香りですが、これは、ドイツのイースト菌に特有な香りだそうです。
3:味 3.5点/5点
ホップのフルーティな味がします。穀物系の味がします。ホップの苦味はあまりありません。後味に若干、酸味があります。
4:のどごし、口あたり 3.5点/5点
マイルドな飲み口です。泡がしっかりしているので、何度飲んでも、最初の一口のような泡を感じれます。
フルボディだと思います。。。公式情報に書いてました。ただ、ビール評論家がライトボディのビール!って言ってました。ボティってなんなんでしょうね。わからなくなってきました。
総評
4点/5点
ドイツの黒ビール!って感じです。芳醇な香りに、穀物の味。黒ビールに求めるものすべてが入っています。
1€(120円ぐらい)超えているので少しお高めですね。ドイツの安いビールは0.8€(100円くらい)です。このビール会社は世界的に有名で、きちんとしたクオリティを備えているので、間違いなしですね!
外部リンク
オフィシャルサイト:商品情報