ドイツビール🍺を飲み比べ!

ドイツのスーパーで手に入る市販のビールを飲み比べます。

サクソニーを代表するビール会社Freibergerの【Freiberger Export】を飲み比べ

 

 

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Source:オフィシャルサイト

 

 

クソニーを代表するビール会社Freibergerの【Freiberger Export】を飲み比べ

7本目の投稿です!東のドイツのサクソニー州で製造されている【Freiberger Export】を飲んでみます。

 

 

かんたん評価

スーパードライにそっくりの味!水っぽく安っぽいのが残念!

  

  5点満点
総評 2.5点
見た目 2点
香り 3点
2点
のどごし 3点

ビールの紹介・関連情報

ビールの紹介
ビールの紹介

 

 

アルコール:5.5%
原材料:ホップエキス、大麦麦芽、水、イース
カロリー:38kcal/100ml
地域:サクソニー東ドイツ
価格:0.78€
内容量:500ml
容器;:ビン
IBU:不明(苦さを表す指標)
Original Wort:不明(発酵する前の麦汁の比重)

 

Freiberger Exportはピルスナータイプのラガービールです。東ドイツのサクソニーで製造されています。社名でもあるFreibergerという街に醸造所があります。

 

Exportという名前ですが、これはビールのタイプで、その名の通り、輸出用にアルコール度数が高めにつくられています。IPA(インディアンペールエール)というビールも輸出用のビールとして作られた歴史がありますが、Exportはピルスナーです。アルコール度数を上げたり、ホップを多めに製造すると長期間持つようになります。

 

Freibergerはサクソニー地方最古の醸造所です。1266年に当時の領主Margrave Heinrichがサクソニーの炭鉱の労働者向けのビールとして唯一認可したビールです。ベルリーナーがBerliner Kindleを愛するように、ドイツによくある地元愛されビールですね。 

 

この辺りは、ドイツでもっとも美しい街と言われるドレスデンがあったりします。ドイツはいろいろいったのですが、この辺り東ドイツチェコあたりが中世ヨーロッパの重厚な建築を思わせる街づくりをしています。

 

ただ、旧東ヨーロッパの地域なので、ドイツ国内で、もっとも賃金が低い地域でもあります。ネオナチや極右の活動が活発な地域です。

ビールの紹介

 

ちなみにFreibergerは馬の種類の名前でもあります。スイス原産の馬で軍馬なんかに使われています。

wikiより


 

評価内容

評価内容



1:見た目 2点/5点

 

色はGolden Yellowです。ピルスナーですが、若干色が濃い目です。泡は粗目で、フォームはあまりよくありません。水っぽい印象を受けます。

 

2:香り 2点/5点

香は強くなく、意識してかがないと感じ取ることができません。スーパードライにそっくりの香です。 

3:味 2点/5点

 

香と同じく飲んだ瞬間、スーパドライ!って感じます。ホップの苦味とスパイスの香りがします。複雑さがなくすっきりとした味です。

後味は酸化した味といいますか、鉄っぽい味がします。

 

4:のどごし、口あたり 3点/5点

ライトな飲み口です。キレもよく、ごくごく飲めます。水っぽいしゃばしゃばした印象なのですが、これは逆にいいうと飲みやすいってことでもあります。

 

総評

総評

2.5点/5点

全体的に、残念なビールでした。色合い、飲み口ともに水っぽい印象を受けました。味、香りはスーパードライにそっくりです。

またグラスに注いでから、短時間で香、味が飛んでしまいました。ビールとしては、大きな減点ポイントです。

キレはよくごくごく飲めます。値段も安めなのであまり味にこだわらないなら買ってもいいかなって感じです。

 

外部リンク

オフィシャルページ(ドイツ語)

https://www.freiberger-pils.de/unsere-biere/bierspezialitaeten/exportbier/

デンマークを代表するビール会社Carlsbergの【Carlsberg Premium Pilsner】を飲み比べ

 

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Wikiより



デンマークを代表するビール会社Carlsbergの【Carlsberg Premium Pilsner】を飲み比べ

6本目の投稿です!世界中で有名なデンマークビール【Carlsberg Premium Pilsner】を飲んでみます。珍しい緑のビンです。

 

 

かんたん評価

クリアな飲み口のピルスナー。飲みやすさ抜群! 

  5点満点
総評 3.5点
見た目 4点
香り 3点
3点
のどごし

4点

 ビールの紹介

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Carlsbergは世界大手のビール会社です。世界中のさまざまなブルワリーを買収して、ホームページには600種類のラインナップがあります。

 

J.C. Jacobsenが1847年に創業しました。彼の息子CarlにちなんでCarlsbergという名前になっています。Bergはゲルマン語系で丘や山を意味する言葉です。のちに息子のCarlはNy Carlsbergという別企業を設立してJacobsenと対立します。

 

Jacobsenはビールの製造技術の発展に多大に貢献しており、カールスバーグ研究所という研究機関を創設し、酵母の純粋培養技術を開発しました。

 

ロゴについている王冠のマークはデンマーク王室御用達の証です。

 

ちなみにコペンハーゲンの有名な観光スポットである「人魚姫の像」を贈ったのも、実はカールスバーグ社です。もやは街の歴史とかした企業ですね。

 

Carlsberg Premium Pilsnerはその主力商品です。その名の通り、ピルスナータイプのビールです。厳選された麦芽をつかっておりゼロLOXのモルトです。LOXとはipoxygenaseという酵素で、これを使ったビールはのどごしがよく、泡のフォームがよくなります。

 

アルコール:5%
原材料:水、ピルスナーモルト、ホップ
カロリー:47kcal/100ml
地域:デンマーク
価格:0.99€
内容量:500ml
容器;:ビン
IBU:8

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評価内容

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1:見た目 4点/5点

いろは薄い金色で、残念ながら若干水っぽい印象を受けます。

泡立ちは非常によく、口にいれた瞬間、つよい刺激を感じます。しっかり、クラウンがフォームされます。

2:香り 3点/5点

ピルスナーなので、日本のスーパードライを思わせる香りです。フルーツっぽく、柑橘系の香です。若干鉄分の香もします。

3:味 3点/5点

ピルスナーらしいホップの苦味がします。スーパードライほどは強くありませんので、飲みやすさ抜群です。キレがよく後味はあまり残りません。フルーツの香りが少しあります。

4:のどごし、口あたり 3.5点/5点

ボディってなんなんでしょう!?僕はライトな飲み口だと思ったのですが、オフィシャルホームページにはフルボディって書いていました。のどごし、キレともに最高です。ごくごく飲めるビールです。夏の公園でのんびりしながらのみたいですねー。

 

総評

4点/5点

これぞピルスナーって感じの飲み口のビールです。日本を代表するピルスナースーパードライよりは苦味が少なく、フルーツ感が強めで、飲みやすさも抜群です。

 

ライトで飲みやすいのはいいのですが、すこし水っぽくしゃばしゃばしているのが残念でした。

 

味、香りがしつこくないので料理を気にせずに飲めるのもいいですね。パーティがあるときにとりあえず間違いがないビールだと思います。

 

外部リンク

オフィシャルプロダクトページ(英語)

https://www.carlsberg.com/de-de/unser-bier/premium-lager/

世界的に有名なビール会社Warsteinerの新作【Brewers Gold】を飲み比べ

 

 

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Wikipediaより

世界的に有名なビール会社Warsteinerの新作【Brewers Gold】を飲み比べ

5本目の投稿です!ノルドライン・ヴェストフォーレン州で製造されている【Warstener Brewers Gold】を飲んでみます。スーパーでふと手に取ったビールなのですが、2020年1月に発売された新商品だったみたいです。

 

 

かんたん評価

甘味と苦味のバランスの取れた香り豊かなラガー。日本の淡泊なラガーに満足できないかたにはおすすめ!

  

  5点満点
総評 3点
見た目 3点
香り 3.5点
3.5点
のどごし 2点

ビールの紹介

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Brewers Goldは色が濃い目ですが、ラガービールです。さまざま地域のホップを組み合わせて製造されており、複雑な味、香りを作り出しています。ビール純粋法に基づいて製造されています。

 

Wasteinerという会社は世界60各国で販売している有名なビール会社です。1753年創業ですが、株式上場はしていないようで、現在で9代目の家族経営の会社です。日本だと京都の和菓子屋さんが何代にも渡って経営していることがありますが、それが、ドイツだとビールなんですかね。

 

アルコール:5.2%
原材料:ホップエキス、大麦麦芽、水、イース
カロリー:47kcal/100ml
地域:西ドイツ
価格:0.99€
内容量:500ml
容器;:ビン
IBU:不明 (苦さを表す指標)
Original Wort:12.40%  (発酵する前の麦汁の比重)

適温:4-8度

 

醸造所はノルドライン・ヴェストフォーレン州(略省:NRW州。なんかかっこいい)にあります。NRWは日本人が多く住むドュッセルドルフがあったりします。ドイツで一番発展している地域ですね。

この地域は世界的に湧き水が有名で、この醸造所もArnsberger Wald nature parkという国立公園にあるカイザー・クベッレ泉の湧き水を使用しています。超硬水で知られるドイツではめずらしい軟水の地域です。

 

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2020年1月に発売したビールですが、年明けのタイミングを狙ったんだと思います。しかし、6月現在コロナの影響で世界経済が混乱しています。社内ミーティングで当初の売り上げ計画に達してない!!なんてやってそうですね。
 

評価内容

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1:見た目 3点/5点

ピルスナーなのですが、色は琥珀色です。小麦麦芽は使ってないようですが、濁りがあります。
よいフォームで、クリームホワイト色のヘッドができます。カーボネーションは弱めで、口に含んだ後から少し泡を感じます。

 

2:香り 3.5点/5点

複雑な香りです。青草のようなグラッシーな香りもありますが、フルーディな香りもあります。香りの強さはミディアムです。

どうやら、多様なホップを使用しているようで、それが複雑な香りを演出しているようです。フランス、シャンパーニュ地方のホップやドイツ産のホップを使用しています。

 

3:味 3点/5点

香と同じく、ホップの苦みフルーティな甘みが複雑にからみあっています。後味に、ほのかに酸味と柑橘系の香りがします。

 

4:のどごし、口あたり 3.5点/5点

フルボディです。軟水らしいマイルドな飲み口です。のどごしはあまりよくありません。

 

総評

3点/5点

甘味と苦味のバランスがとれたビールでした。いろいろな味を追求しており、悪くいえば、個性がないビールです。

 

ただ、日本の味わいのビールを普段飲んでいたら、このビールを飲むと新鮮な味わいをたのしめると思います。ピルスナーなのに色がまどろっこく、黄金さがないのが残念でした。

 

外部リンク

プレスリリース(英語)

https://www.soester-anzeiger.de/lokales/warstein/brewers-gold-diese-neue-warsteiner-biersorte-kommt-bald-markt-13204539.html

南ドイツの黒ビール【Erdinger Dunkel】飲み比べ!

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Wikiより

 

南ドイツの黒ビール【Erdinger Dunkel】飲み比べ!

4本目の飲み比べ!今回は南ドイツのバイエルで製造されているErdingerの黒ビール、Erdinger Dunkelを評価します。

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かんたん評価

マイルドな飲み口と、芳醇な香り。これぞドイツの黒ビールって感じです!!

  

  5点満点
総評 4点
見た目 4点
香り 3.5点
3.5点
のどごし 3.5点

 

ビールの紹介

Erdinger Dunkelは、Weißbier(ヴァイスビア白ビール)のDunkles(ドュンケルス:黒)ビールです。上面発酵のペールビールです。

 

??白なのに黒ビール??ややこしいですね。ヴァイス(白)は白小麦のことです。Dunkelsは紺や、黒の意味で、ローストした麦芽を使うと黒ビールになります。原材料は白を使っているけど、製法が黒ってことですね。ちなみに、黒ビールはSchwartzとDunklesの呼び方があるのですが、何が違うんでしょうね?今後勉強です。

 

Erdingerは1886年創業です。ドイツの醸造所にしては、若いですね。Erdinger自体は、世界的に有名なビールブランドです。ただ、ピルスナーが有名ですね。

  

アルコール:5.3%
原材料:水、白麦麦芽、大麦麦芽、ホップ(Hallertau) イースト ,ローストモルト
カロリー:48 kcal/100ml
地域:南ドイツ
価格:1.09€
容器;:ビン
内容量:500ml
発酵:上面発酵
IBU:0.27(苦さを表す指標)
Original Wort:12.80%  (発酵する前の麦汁の比重)

 

醸造所は、ミュンヘンの北に位置します。醸造所は往々にして、川のほとりにありますが、ミュンヘンを流れるイーザル川ではなく、支流のゼンプト川のほとりにあります。ミュンヘンにはアルプスからの雪解け水がたくさん流れてくるので、とてもきれいな水が流れています。

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ドイツ、ビールっていうと下写真のような恰好をした人がビールジョッキを持っているイメージですが、これは、バイエルンの民族衣装です。第2次世界大戦後にドイツは分割統治されました。西ドイツが、イギリスとフランス、東ドイツが、ソ連、南が、アメリカでした。

 

南ドイツがアメリカ統治下にあったことから、このイメージがドイツとして定着したといわれています。ハリウッドなどエンタメ業界で使われるドイツが南ドイツだったんですね。

 

あと、オクトバーフェスとは、10月ではなく、9月の終わりに行います。

 

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評価内容

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1:見た目 4点/5点

色は、チョコレート、コーヒーのようなしっかりとした黒です。泡(ヘッド)はよく、しっかしとしたクラウンができます。きめも細やかな泡で、口に入れたときにマイルドな口当たりを演出してくれます。泡(カーボネーション)もよく、しっかり泡立ちます。小麦を使っているので、濁りがあります。

2:香り 3.5点/5点

最初の印象は、黒砂糖のようなまったりとした、甘みの香りです。しっかり嗅ぐとチョコレートやバナナのような香りもします。

 

バナナ香りですが、これは、ドイツのイースト菌に特有な香りだそうです。  

3:味 3.5点/5点

ホップのフルーティな味がします。穀物系の味がします。ホップの苦味はあまりありません。後味に若干、酸味があります

4:のどごし、口あたり 3.5点/5点

マイルドな飲み口です。泡がしっかりしているので、何度飲んでも、最初の一口のような泡を感じれます。

 

フルボディだと思います。。。公式情報に書いてました。ただ、ビール評論家がライトボディのビール!って言ってました。ボティってなんなんでしょうね。わからなくなってきました。

 

総評

4点/5点

 

ドイツの黒ビール!って感じです。芳醇な香りに、穀物の味。黒ビールに求めるものすべてが入っています。

 

1€(120円ぐらい)超えているので少しお高めですね。ドイツの安いビールは0.8€(100円くらい)です。このビール会社は世界的に有名で、きちんとしたクオリティを備えているので、間違いなしですね!

 

外部リンク

オフィシャルサイト:商品情報

https://de.erdinger.de/biere/dunkel.html

東ドイツの黒ビール【Märkischer Landmann】を飲み比べ

 

東ドイツの黒ビール【Märkischer Landmann】を飲み比べ!

3本目の投稿です!今回は私が住んでいる街ベルリンのブルワリーBerliner Kindl Brauereiで製造されている黒ビール【Märkischer Landmann】を飲んでみます。Berliner Kindl Brauereiはピルスナーが有名なので楽しみです!!

ドイツビール飲み比べMaerkischer-Landmann表
ドイツビール飲み比べMaerkischer-Landmann裏
ドイツビール飲み比べMaerkischer-Landmann写真

 かんたん評価

黒ビールの濃厚さはないですが、すっきりとした飲み口のビールです。

  

  5点満点
総評 2.5点
見た目 3点
香り 2.5点
2.5点
のどごし 3.5点

ビールの紹介

Märkischer Landmannは黒のラガービルです。醸造所のBerliner-Kindl-Schultheiss-Brauereiはベルリンの市のスポンサーにもなっている地元民愛されブルワリーです。創業は1872年です。

 

Berliner-Kindl-Schultheiss-Brauerei醸造所はピルスナーで有名なので、黒はめずらしいです。下写真の左のロゴと、右のおっさんはベルリン中のレストランで見かけます。ドイツでも地ビールが人気ですが、このロゴたちはベルリーナーたちの心をつかんでいます。ちなみに、地ビールは英語だとMicrobreweryといいます

ベルリーナーキンドル

いろいろ調べたんですが、このMärkischer Landmann自体はあまり歴史のあるビールではないようで、この醸造所の商品ラインナップの一つとしてあるだけ感があります。 

 

アルコール:4.8%
原材料:ホップエキス、大麦麦芽、水
カロリー:41 kcal/100ml
地域:東ドイツ
価格:0.65€
容器;:ビン
内容量:500ml
発酵:下面発酵

 

赤点が醸造所の場所です。東西ドイツ時代は東ドイツ領になります。もともとは、赤枠の地域、ノイケルンに合ったビールなのですが、第2次世界大戦のソ連占領のさいに破壊され、現在の場所にあります。

 

ちなみに、街の右側に大きな森がありますが、ここはTeslaが現在ギガファクトリーを建設中です(2020年6月現在)。広大な森が、更地になり、ベルリン中の環境活動家たちが抗議活動しています。ベルリン周辺の森はドイツでもめずらしく、野生のおおかみが生息している地域です。

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評価内容

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1:見た目 3点/5点

色は、透明感のあるオーパークダークブランです。フィルターコーヒーをグラスに注いだことはありますでしょうか、それに非常に近いです。泡(ヘッド)は弱めです。すぐに消えてしまいます。泡(カーボネーション)は強く、口の中がぱちぱちします。

2:香り 2.5点/5点

香りは、あまりありません。苦味のホップの香りはあまりせず、薄めのコーヒーの香りが若干あります。ローストされたモルトの香も若干たのしめます。鉄の香りも少し。

3:味 3点/5点

ホップの苦味も、甘みも強くはありません。後味にすこし酸味があります。

4:のどごし、口あたり 3.5点/5点

ミディアムボディで、のどごしがよいです。口当たりはスムーズです。

 

総評

2.5点/5点

なんというか、味気のないビールでした。

黒ビールながら黒ビール特有の濃厚さはありません。若干コーヒーのようなアロマがある程度です。

白のピルスナーが有名なベルリーナーキンドルです。あくまでラインアップの一つなのでしょうか??

 

外部リンク

外部評価サイト

https://www.bierbasis.de/bier/Maerkischer-Landmann

ボヘミアンビール【Březňák】を飲み比べ!

 

ボヘミアンビール【Březňák】を飲み比べ!

2回目の投稿です!今回は、チェコラガービール、【Březňák】を評価します。読み方は、ブレツニアックかな??EDEKAという少しお高めのスーパーで購入しました。

 ドイツに来たばかり&ビール官能評価の初心者ですが、よろしくお願いします。

 

Březňákビール飲み比べ写真1
Březňákビール飲み比べ写真1
Březňákビール飲み比べ写真1

 

かんたん評価

ホップの苦味なく、気軽に飲めるリラックス用ピルスナー

 

  5点満点
総評 3点
見た目 4点
香り 2点
3点
のどごし 3点

 

ビールの紹介

Březňák はPale lager/Pilsnerビールです。醸造所は、チェコにあるVelké Březno brewery という会社で、1753年創業です。今は、ハイネケングループの企業です。

 

 このビールは、伝統的なビールの製法を守って作られています。長期熟成、オープン発酵しています。醸造所がある街は、もともとドイツの町でした。 チェコとドイツの間の山脈を水源とするエルベ川のほとりにある醸造所です。

 

赤を基調にしたブランドと、ロゴのおじさんが共産圏を思わせますが、このおじさんはレーニンスターリンでもなく、共産主義時代のチェコの指導者でもありません。Mr. Viktor Cibichという鉄道検査官がモデルになっています。1906年からロゴのおじさんです。この方は、モデルになることで、週30本のビールをもらってたそうです。

 

チェコプラハは、日本人からするとイメージ的には、東欧ですが、ハプスブルク家オーストリア帝国の首都であったこともあり、地理的にも中欧にあたりますチェコとドイツは大きな山脈によって隔てられていますが、中世の文化的には、かなり近かったのだろうと思います。一度プラハに旅行に行きましたが、レストランで食べる伝統料理が、ドイツ料理となにがちがうの??ってなったのを覚えています。

 

アルコール:5.1%
原材料:ホップ、ホップエキス、モルト、水
地域:ボヘミアチェコ
価格:0.69€
容器;:ビン
内容量:500ml
発酵温度:12℃

 

Velké Březno brewery の地図

Velké Březno brewery の地図

評価内容

評価内容

1:見た目 4点/5点

色は、透明感のあるコッパーゴールデンです。銅のような少し濃いめの金色、甘味の強いはちみつを思わせます。泡(ヘッド)はきめ細かいですが、すぐに消えてしまいます。泡(カーボネーション)は特に特徴はなく中程度です。

2:香り 2点/5点

香りは、ほとんどありません。意識的にかがないと、ほとんどきずきません。ホップの苦味のかおりはなく、若干りんごのようなさわやかな香りと、草のようなグラッシーな香りがします。

3:味 3点/5点

ホップの苦味がゼロです。香りと同じく、若干のフルーティさがあります。 ドイツのライ麦パンのようなイメージです。小麦70%、ライ麦30%のパンのパンかな??(笑)

 

後味は、鼻に抜けるモルトの甘味を感じれます。

4:のどごし、口あたり 3点/5点

ライトボディで、のどごしがよいです。口当たりはスムーズです。

 

総評

3点/5点

 

味と香りがほとんどないビールでした。その分、ホップが苦手な人も飲みやすいです。筆者はピルスナースーパードライが最高だと思っているのですが、スーパドライよりも苦味が少なく、フルーティで、少しのど越しが劣化したかなって感じです。

 

製造会社自体が、まったくマーケティングに力を注いでいないようで、ほとんどネットに情報がありませんでした。あってもチェコ語のみで、英語はほぼゼロ。マーケティングなどには力をいれず、伝統的なクラフトマンシップに基づいて作っているビールなのだと思います。

 

官能評価していたイギリス人が、スポーツを見ながら飲むビールだ!!といっていました。(笑)たしかに、味の主張が弱いので、なにかほかのことをしながら飲んでも、気がとられません。

 

アルコールの抜けはとてもよかったです。のんびりしながら週末に飲むビールですね!

 

外部リンク

オフィシャルホームページ

http://www.breznak.cz/

北ドイツのピルスナー【Holsten Pilsner】を飲み比べ!

 

北ドイツのピルスナー【Holsten Pilsner】を飲み比べ!


初めての投稿です!記念すべき第1回は、北ドイツのラガービールHolsten Pilsnerホルスタインピルスナー)を評価します。近所(ベルリン)のEDEKAという少しお高めのスーパーで購入しました。

 ドイツに来たばかり&ビール官能評価の初心者ですが、よろしくお願いします。

 

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かんたん評価

ホップの苦味がしっかりきいた、クリアな飲み口のピルスナー

  5点満点
総評 3.5点
見た目 4点
香り 3.5点
3点
のどごし 4点

 

ビールの紹介

Holsten PilsnerはPale lager/Pilsnerビールです。製造会社は、ハンブルクにあるHolsten Brauerei AGという会社で、1879年創業です。Holsten Breweryという醸造所で作られています。

 1516年に制定されたビールの製造法に関する法律(ビールの原材料は、ホップ、モルト、水のみ)を厳しくまもった製法です。すべで天然の原材料です。水は湧き水をつかっており、北ドイツの水は基本的に超硬水です。

 

アルコール:4.8%
原材料:ホップ、モルト、湧き水
地域:北ドイツ
価格:0.89€
容器;:ビン
内容量:500ml

 

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Holsten Pilsnerの醸造所の地図

 

評価内容

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1:見た目 4点/5点

色は、透明感のあるゴールデンイエローです。金色の稲穂のような美しい色です。泡(ヘッド)はきめ細かいですが、あまり長持ちしません。泡(カーボネーション)は強く口に入れたとたん強烈な炭酸感があります。

2:香り 3.5点/5点

強いホップの香りがします。芝生のような青い香りに、若干の甘味がある香り。日本のビールよりもかなり香りが強いです。鉄分のにおいもあります。

3:味 3点/5点

ホップの苦味がしっかりあります。後味もしっかりとした苦味が残ります。ただ、苦味がなくなるにつれ、鉄分の味がしてきます。雑味はなく、ホップの味が前面にでたビールです。

4:のどごし、口あたり 4点/5点

しっかりとしたのどごしです。日本のスーパードライに近い飲み口です。軽い飲み口で、ライトボディビールで、ピルスナーらしいです。

 

総評

ピルスナーには軟水がいいらしいですが、北ドイツの湧き水を使っており、超硬水!です。これは別にいいのかな?

 

スーパードライは、のどごしを追及して、日本人の口に合うようにビール本来のホップの苦味をなくしていますが、このHolsten Pilsnerはスーパードライにホップの香りと味をしっかりたしたビールと思っていただければと思います。

 

見た目も美しく、ビール本来の味がしっかりでているのですが、酸味や鉄っぽい味が後味として口に残るのと、泡がしっかりフォームされたなかったのが、ちょっと減点ポイントです。

 

フィッシュ&チップスなどの脂っこい食事のおともにすると、さっぱりしていいかもしれません。また、辛めのマスタードとチューリンガソーセージとも合うと思います!

 

外部リンク

オフィシャル商品情報

https://www.carlsberggroup.com/products/holsten/holsten-pilsener/